2020年09月08日 [自転車の事]
のんびりとしていたら・・・・・
スポーツ自転車の新年度が始まり世界の2大ブランドGIANT、ⅯERIⅮAの新型車が入荷し始めました。
今年はコロナの影響もあり販売店を対象に行われる新車発表会も中止でした。
通常であれば新車発表会場で担当セールスマンを捕まえ、会話をしながら商品のツボを見極め仕入れとなるのですが、今年は店が終わってからパソコンとにらめっこしながらの眠くなる作業。
店内の売れて空きが出来たスペースに新車を入れればいいかなぁ・・とのんびりと構えていました。
新車の発表から1週間、我が業界ではとんでもない事が起きています。
たったの1週間でメーカー在庫の欠品が相次ぎ次回入荷が10月、11月、12月、車種によっては来年の3月というものもありました。
仕入れたくとも自転車がメーカーにないという事です。
「コロナの影響で世界的に自転車ブームが起きている!特にヨーロッパでは前年比150〜200%アップの販売台数を記録した!」
工場がフル稼働しているにもかかわらず日本に入る台数が制限されるかも知れないという情報は2,3か月前から入っていたものの少しのんびりと構えすぎました。
「しまった!」
。。。。。。。
日本のマスコミも自転車業界の好調を記事にしていますが・・・・経営とはそんな単純なものではないのですよ。
販売台数が伸びても販売額や販売単価、それに伴う経費と交叉比率の乱れ。
ヒントは「とりあえず自転車!」というお客様が増えている事です。
「とりあえず自転車」のお客様が30万円、40万円の自転車を選びますか?
私はコロナの影響で必ずしも自転車業界が潤っているとは思いません。
過去のバブル崩壊や戦国時代を彷彿とさせる経済の裏や怖さがあるからです。
我が「町の自転車屋の頭脳」である県組合本部からのマーケットデーターが業界動向を叙述に物語っているように思えてなりません。
取材によるマスコミの記事より財務のプロ集団である組合本部のデーター(登録台数)という事でしょうか。
詳しくはもうひとつのブログ(至誠一貫ブログ)に書きたいと思います。
要するに「貧乏暇なし」現象という事ですよ。
P、S、
オートバイ業界の情報が耳に入りました。
大きな変革期を迎え始めたようです。
内容はここには書けませんが、民法改正が発端となったようです。
当店も電動自転車PASとの付き合いでヤマハとの取引がありますので人ごとではありません。
これもコロナによって経済界がズタズタになってきた影響でしょうか・・・・・。