2020年03月10日 [自転車の事]
現場の声を聞く。
自動車のブレーキ踏み間違いによる急発進を防ぐ装置が開発されていますが、町の修理屋に言わせると諸刃の剣で危険回避のための急発進が出来なくて危険性も伴うという事です。
自動車に日々携わっているからこそ分かる製品の盲点なのでしょう。
我々自転車業界にもメーカーの新製品に対し、作業を行う自転車店の評判が悪い(それ危険でしょ!意味ないでしょ!)というものは多くあります。
それは地域の地形環境、道路事情によっても違い、A地区では適した機能もB地区では適さないというものもあります。
自転車店の店主は私の知る限りにおいてですが、ここの所を純粋に判断しお客様にお勧めできるもの出来ないものを選別し仕入れをかけています。
仕入れ、販売、修理を一人で行う事からこそ、より慎重になるのでしょう。
「メーカーの言いなりにならんぞ!地域の安全は俺が守る!」という事なのかな。
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今、我が業界では自転車や部品の国内在庫が薄くなり1か月後、2か月後にマスクのような商品不足が起こるのではないのかと不安感が漂っています。
当店在庫も通常よりも増やしその危機に備える準備をしましたが、もうひとつ大きな不安があります。
冷夏による米不足によって起きた平成の米騒動の時、タイ米や米国米が輸入され国内が混乱した同じような事が我が業界で起こるのではないのかという事です。
日本や世界の安全基準の中で製品化されたものではないメーカー不明車が雑貨感覚で輸入され出回るという不安です。
同業者の間でもこの手のものは怖くて修理等、手を出さない技術者が多いからです。
「君子危うきに近寄らず」ということでしょう。
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我が国には国も認めた安全基準「BAA、スポーツBAAマーク」があります。
強度テスト等に合格した自転車に貼られる安全マークです。
これから自転車をお求めの方はどうかこのマークがちゃんと付いているのかを確認してください。
形は似ていても素材、溶接、強度、精度が違います。
P、S、
ルールや規則を守っての自由だといつも思っています。
自転車乗りが交通規則を守らず道路を自分勝手に走ったらどうなるのか?
自転車メーカーも安全基準を無視して生産したらどうなるのか?
車検制度がないがための盲点なのでしょう。
同業者、メーカーとのコミュニケーションがザワザワしてきています。