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サイクルショップショーワ

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2019年05月04日 [自転車の事]

祝、令和元年。昌和63年。

令和が始まりました。
当店は法人化63年です。
新時代にこれからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

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平成の始まりは昭和天皇の喪に服した中でとても悲しいものでありました。
TVは二日間に渡り特番の昭和時代のモノクロ画面のドキュメンタリーを放映し、とても重々しく静かに迎えたように記憶しております。

令和は祝賀ムードでまるでアメリカ人の陽気さのように大はしゃぎをする者も現れ、時の変化を感じています。
行事は静かに厳粛にと言った昭和の教育を受けた私にとって、国家の大事な節目に大はしゃぎする者が幼稚に思えて仕方がありません。

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プロ野球でも話題になりました令和第1号ホームラン!
自転車屋も第1号は記念すべきものです。

平成第1号は高校生にお買い上げ頂いた「マングースのマウンテンバイク」でした。
令和第1号は「ジャイアントロードバイクTCR・SL1」です。

令和元日である5月1日に御予約頂きました。
幸先の良いスタートにとても嬉しい気持ちです。

2、3、4日とお休みを頂いておりますが、当店の令和へ向けての心構えは「無理せず至誠一貫」です。

益々、のんびりマイペース!もう、レースや闘いはいいかなぁ〜〜!と言う所です。

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平成時代を思い起こせば公私共に色々な事がありました。
大きく価値観も経営スタイルも変わりました。

「売れや伸ばせや!大きい事はいい事だ!」
と、メーカーが音頭を取り、販売店が乗せられた高度成長時代の「販売台数、売上高至上主義」が崩壊したのも平成時代でした。

バブル崩壊時、多くのメーカーや販売店が倒産しました。
順風満帆に見えたメーカーや有名店の突然の倒産!等、驚く事が次々と起こりました。

我が業界だけではありません。拡大しすぎて損益分岐点が高くなりすぎた事からおこる資金繰り悪化です。
市場や人口拡大がない中での無計画な事業拡大が最悪な結果を作ってしまったのです。

「メーカーの言いなりになるな!見栄を張るな!一部のマニアに振り回されるな!」

組合加盟の販売店が情報交換をし、コンパクト経営路線を歩みました。

大変な時代を上手に乗り越えた経済戦争の戦友である同業者が今存在する町の自転車屋です。
ある意味、平成時代の勝利者だと思います。

バブル崩壊の後にはリーマンショック自転車大ブームがやって来ますが、良い時も長く続く訳ではありません。

良い時にこそ浮かれず気を引き締めバブル崩壊時代を思い出し、慎重に、慎重に、・・・・という事だと思います。



グローバルの時代だ!と言われていますが、町の自転車屋は世界を相手にビジネスをしている訳ではありません。
むしろ、グローバリズムの反対語であるローカリズム、ローカル!すなわち地域密着だと思います。

今、目の前にいらっしゃるひとりひとりのお客様と信頼を持ってお付き合いさせて頂く。
これに尽きると思います。

地域に暮らし、一番お客様に近い店、人肌を感じる店として地域のひとり、ひとりのお客様から店が無くなったら困る!
と思われるように無理をせず淡々と頑張りたいと思います。


令和元年!昌和63年!新時代!
これからもよろしくお願いします。




P、S、

2日にソレイユの丘へレンタル自転車の修理車を届けに行きました。
家内とソレイユの丘で半日ゆっくりと遊ぼうかと話ましたが、現地についてその混雑ぶりにびっくりしました。

駐車場は満車。仮設駐車場も用意されていて入場するのも困難な状態でした。
係員の方にレンタル自転車の納車を話し入れて頂く事は出来ましたが、駐車場が確保できない事と人、人、人の多さに計画断念。

帰り道でレンタサイクルでサイクリングする親子とすれ違いました。
畑道を走る父娘の姿がとても絵になっていて・・・・・いいなぁ。

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